今年度も第21回目となる海外物流視察を、上記の通り5泊7日の
日程で開催しました。
視察団は、日本生活協同組合連合会、稲橋常務執行役員
(物流研究会会長/視察団団長)以下15社21名に参加いただき
ました。 今回の海外物流視察は、北欧と呼ばれる五カ国三地域の一つ
「デンマーク王国」にて、COOPデンマーク本部と関連施設及び
競合スーパー施設の視察を実施いたしました。
COOPデンマークは今年で創業121年。「国内消費者の共通
利益安全な保護のために」1896年(日本は明治29年)1月に
誕生しました。
昨年の売上高は、前年比(2015年)比で1.3%減となったものの
446億6,700万クローネ(日本円換算で7,147億円)とデンマーク
国内食品市場の約3割以上を占める規模となっています。
デジタル化の推進、組合員向け新プログラム、オンライン上の
食品販売ディスカウントストアを中心の店舗改装、食品小売店や
レストランの余剰食品情報を提供するアプリ「Too Good to Go」
の活用など積極的な事業展開を継続されています。
また、今回は『黒いテリア犬がカゴをくわえている』ロゴで有名な
ディスカウントショップNettoや、デンマーク国内だけではなく、
ドイツ・ポーランド・スウェーデンでも店舗展開中の大手小売業
Dansk物流センターなど競合店の関連施設にもお伺いしました。
具体的な視察スケジュールは以下の通りです。
11月6日
・COOPデンマーク本部にてレクチャー
・COOPデンマーク店舗視察
スーパーマーケットSuper Brugsen(スーパーブルクセン)
ハイパーマーケットKvickly(クヴイックリー)
11月7日
・Netto物流センター視察
・COOPデンマーク物流センター視察
11月8日
・Dansk物流センター視察
尚、「海外視察報告」は、2018年夏季開催予定の第44回物流
研究会にて報告いただきます。
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